年寄りの素直な疑問 これで大丈夫なのか日本

日々起こるどうなっているんだろうというについて書いていきます

なぜGo to が止められないのか

今日のニュースを見て驚いた。コロナ感染を止めるにはGo to を止めざるを得ないのだが、逆に来年の半ばまで延長するとのことだ。これでは国の経済どころか、国全体の崩壊につながりかねない。問題点はいろいろあるが、一番の問題はGo toを止めないどころか拡張したい勢力があることだ。


彼らの言い分は「経済が回らないから」だが、Go toで果たして経済が回るのだろうか。

①Go to をやると感染者が増えて、結局は誰も外に出れなくなる。


②仮にGo to でなんとかなるとしても、それは観光業と飲食業ー広げても食料を補給する農水業ーの人たちだけだ。一番の問題は生産業に対する手当がない事だ。こんな不十分な政策を作り推進しているのはどうしてだろう。政策立案者が無能なのか、そうせざるを得ない力が働いているしか思えない。

TVではそこをつく人が誰もいないのは残念だ。(言えるはずはないか)


③国と地方自治体の足並みが揃わないのも問題だ。このような国難には国全体が一致して当たらなくていけないのだが。


④政治家や役人が責任を取らない体質が問題を大きくしている。しっかり状況を把握して、その場その場に対応ではなくしっかり政策を作り遂行していく体制を今こそ取らなくていけない。


⑤いろいろバラマキ政策をしているが、財源は税金だ。赤字国債を出し続ければいいと考えているのだろうか。どうも復興やオリンピックやコロナはどんなに金を使ってもいいという風潮になっているのではないか。大きな予算があると、使い方も雑になる。10万円バラマキでも、トンネル会社を使って無駄使いをしている。お金の使い方を見張らないと、とんでもないことになる。コロナの次はオリンピックだ。

これではコロナは止まらない 地方に拡散

ついに、静岡も今日72人の新たな感染者が出た。東京、大阪、北海道だけでなく地方都市にも急激に感染が広がっている。医療体制がかなり心配だ。

コロナ対策は大丈夫なのだろうか?

昨日の政府や国会などをみると、かなりヤバイと思った。

①政府はG o toを止める気はないようだ。大阪や北海道は知事の強力な申し入れで一部自粛が出たが。

それでも行き先だけ自粛で、コロナ感染がひどいところから他の地域に行くことは許可している。これではコロナを全国に広げているようなものだ。

Go toをやめない裏の事情があるとしか思えない。

②政府と東京都が責任をなすり付けをしているのはどうなのか?

今こそ、国が一致してコロナ対策をしなくては取り返しがつかない状況になるのに!

③ Go to eatもダメすぎる。先日家内と恐る恐る外食したが。隣りにいた若い女性6人組が大きな声で楽しそうに話していた。どだい、マスクをはずしたりつけたりするのは難しい。それに会食するのは、食べるより友人と楽しく話すことが目的だ。ましてや、アルコールが入ったりしたら、コロナ拡散は止まらない。

④経済を止めないためにGo toをしているとは言うが、実際は計画なしのバラマキにすぎない。困っているのは、観光業や飲食業だけではない。一番重要なのは日本経済を支えてきた中小零細の生産業者を助けることだ。そうしないと、コロナ終息後の日本経済が崩壊する。

そうしないためには、実情をよく知っている信用金庫に財源を与え、中小零細企業に無利子、返済期限をコロナ終息1年後まで猶予して貸し付けをする。

いずれにしても、急いで計画的に対策をしなくては取り返しがつかないだろう。

今こそ責任のなすり付けをしないで、国をあげて対策をしないといけない!

コロナは国をあげての対策を

政府もやっと重い腰をあげて、go   to トラベルの一部規制を発表した。

しかし、やはり「除外地域に行くのは禁止だが、除外地域の住民が他地域に行くのはGo to 対象」というような中途半端でその場しのぎ感は否めない。この施策で一番危険なのは、感染が少ない観光地にお客が殺到することだ。金沢や京都は対策を考えないと大変になる。


①政府の地方自治体の首長に責任を丸投げする無責任体質が一番の原因だ。

政治家や役人が率先して責任を取らない体質が様々なところで問題を起こしている。


②政府と地方自治体が一致して国をあげての対策をしていない。野党も政府のダメなところは攻撃するが、それだけに力を注ぎ、自分たちはどうするんだという政策を提案していない。野党の役割はいったいなんなんだと思わざるを得ない。今こそ国をあげての対策が必要なんだが。


③政府がお金も含めて、しっかりした施策を出して、細かいところは地方自治体に任せる体制が必要だ。

なんにつけても、状況をよく知っているものが施策を作る必要がある。施策を作る官僚は状況がわかっているのだろうか、結果責任を取る意思はあるのだろうか。


④困っている人に、しっかりお金がまわるようにする必要がある。もうバラマキはよしてほしい。一番状況がわかっている地域の信用金庫に権限とお金を渡し、困っている人に無利子、長期返済猶予をつけた貸し付けをしないとコロナ終息後の日本経済が立ち行かなくなる。オリンピック、災害復旧、コロナだけを見ても、お金の使い方に大きな疑問がわく。やはり一番の問題は財務省のお金の振り分けだ。果たしてキチンと税金が使われているのだろうか。大いに疑問である。


⑤コロナで日本が汲々としている間に、中国や韓国の攻勢がましてくるのも問題だ。今日来日する中国の王毅外相の動向が気になる。

中国はすでに「武器なき侵略」で日本に食い込んでいる。これについては次回のせます。