年寄りの素直な疑問 これで大丈夫なのか日本

日々起こるどうなっているんだろうというについて書いていきます

膨大なお金の裏に幹事長が

コロナ対策費という名目で、政府は膨大な予算をつけた。どうもこの国は「復興」「オリンピック」「コロナ」というと無条件にお金を注ぎ込んでも構わないという風潮があるらしい。
①膨大な予算でコロナ対策と経済復興が出来るのだろうか。
経済対策費はなんと230兆円という途方もない額だ。それでなんとかなれば良いのだがなんとかならないだろう。
②コロナ対策の失敗を検証しないで、上積みの予算では結果はでない。
医療崩壊が始まっているのに、官邸は実感がないようだ。政府は人の出入りを制限するどころか、go to を止めない。それどころか来年の6月まで延長という最悪の判断をしている。また、しっかりした方針を立てずに、地方自治体に責任を丸投げしている。
③本当に必要な所にお金がいっていない。go to を止めないのは「経済を止めない」ということだが、go to を止めて、その予算を医療関係や家賃に当てるべきではないだろうか。今からでも遅くない、今年いっぱいは人の出入りを止めて。
④その予算の財源は赤字国債で国民の血税、次の世代への借金だ。
2020年度の国債発行額は、すでに90億を超えている。それを返すのは次世代に人たちだ。返せればいいのだが、到底返せない金額だ。日本は超負債国になりかねない。
⑤大事なお金が適切に使われるのだろうか。
もっと心配なのは、この大事なお金が適切に使われないことだ。国民に10万円バラマキの時に、必要のない中間会社を入れて中抜きをした。今回は金額が大きいだけに、コロナ対策に関係ない所にお金が行きがちだ。


規模の拡大についても「これまで実施してきた経済対策の使途や効果を十分に検証しないまま、支出の積み増しに走った印象は拭えない。......最たる例は『国土強靭化』......だろう。......本当に必要な事業を選別したようにはみえない」(日経9日)国土強靱化は自民党の二階俊博幹事長の肝煎り施策で、対策全体の規模を大きくするための「膨らし粉」になった形。5年で15兆円とするうち、今回の対策分は5兆円以上とされる。(news yahoo )https://news.yahoo.co.jp/articles/


 

予算が無駄なく使われるように、わたし達もしっかり見ていかないといけない。
⑥この国難に日本人全てが当たろう
コロナという国難を国民全員で当たり克服すれば、今後の困難にも打ち勝つことができるだろう。与党野党も官僚も正しいと思うことをしっかり発言してほしい。
この際、出世欲も金銭欲も名誉欲も一時置いて、正しいことを遠慮なく発信してほしい。国民もお金に使われ方をしっかり見ていこう!



ダメな自民党しか選べない国民は不幸だ

外交など力強い感じのあった安倍政権も「もりかけ」「桜🌸」などで失速してしまった。続いて登場した菅総理も学術会議やコロナ対策で失速しそうだ。何よりも医療崩壊しているのに、頑なにgo to を止めないのは大問題だ。また、湯水のように税金を使い、後の世代につけをまわす赤字国債を乱発している。

このように腐ってしまった自民党しか選べない国民は不幸と言わざるを得ない。


①野党がダメすぎるのが歯がゆい

鳩山政権の期待外れで、よほど頑張らないと野党には票を入れられないだろう。

離合集散を繰り返している野党は問題外だ。

国会でも、提案ではなく追求に終わっている。コロナ対策でしっかりした政策を国民に訴えていれば、次の選挙で良い結果が出せるのに。


自民党が腐ってしまったのは、やはり「一党独裁」体制のせいだろう。


②お金を握っているものの資質が政治の質を左右する。

どんな世界でも同じだが、お金を握っているものが力を持つ。自民党は幹事長の力が強くなるのは否めない。問題はその資質だ。まわりが、その力をおもんばかってか、ものを言えない状況だ。これでは、日本の政治は閉塞した村社会になる。


二階幹事長の力

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/62

日本は腐ったみかんに  このままでは日本沈没

この間のニュースを見ると驚くと同時に憤りを感じざるを得ない。あまりにも無能な政治家や高級官僚に舵取りを任せざるを得ないのはどうなのか。このままでは中から腐って、気がついたら、全く食えなくなるみかん🍊になる。

①矛盾だらけの最たるものはgo to政策だ。

菅総理は当初から専門家委員会の見解で、go to 政策を推進している。感染拡大後も菅総理は

「(Go To キャンペーンが)感染拡大の主要な原因とのエビデンスがない。」と言っている。

感染拡大が激しくなって、さすがに専門家委員会の尾見会長も今まで通りの対応では、早晩、公衆衛生体制および医療提供体制が逼迫する可能性が高い」と見直しを求め、分科会会長の尾身茂氏が会見を開いて「政府の英断を心からお願いしたい」と訴えた。

しかし、菅総理はgo to を一時止めるどころか、来年6月まで延ばすと言っている。総理の肝煎りの政策らしいが、医療現場の声を聞けば、一時中止が政治家としてとるべき道だと思うが。続ける唯一の理由として「経済を止めない」みたいだが。果たして、go to で経済は回っているのだろうか。このまま続ければ観光客も減り、結局は腐ったみかんになるだろう。それにしても、素人でもわかり切ったgo to を止めないのは総理よりも強い力が働いているのではないだろうか。


②言うべきことを言えない政治家

さらに問題なのは、素人でもわかりきっている総理の政策の間違いを誰も言えない状況だ。

12月6日の「言って委員会」の豊田元議員の発言のように、「総理の気に入らない人は切られる」「永田町も霞ヶ関も何も言えない」になっているのでは。豊田元議員も現職の時も何も言えない状況だったそうだ。しがらみがなくなってはじめて言いたいことを言えるようになったそうだ。これは政治家や官僚だけではなく、コメンテーターやマスコミもしがらみで縛られて国民の声を取り入れた発言が出来ないようだ。このままでは、いずれ政府に批判的な報道は「言論統制」されるだろう。このサイトもヤバイかも知れない。


③キチンとした政治家が出なくなったのは

多分今の政治家も、新人の時は「この国を良くしよう」という気持ちがあったのだと思う。国民に寄り添った政治家やでないのは、選挙の仕組みにもある。昔から「地盤、カバン、看板」と言われているように、政治家になれるのは、2代目3代目か高級官僚か金持ちしかいない。これでは政治家は村社会と同じで、ボスの言うことをきかざるを得ないだろう。一億も二億もかけなくていけない選挙を変えないといけない。これは選ぶ方にも問題がある。